SJCD

SJCD(日本臨床歯科学会)は、1983年に設立された、包括的な歯科医療の向上を目指す学術団体です。
SJCDでは、矯正歯科のみならず、インプラント、口腔外科といった複数の専門分野の医師が連携して行う「インターディシプリナリー・アプローチ(包括的治療)」に力を入れています。機能面と審美面を両立した健康的で美しい歯並びのために、それぞれの専門治療を組み合わせ、科学的根拠に基づいた治療計画の立案・実行することを目指しています。
SJCDの具体的な活動としては、講演会やセミナーを通じた実践的な教育・研究活動に加えて、東京・大阪など全国12支部の連携や、本部主催の学術大会での症例発表やディスカッションを行っています。また、日本臨床歯科学会には歯科医師だけではなく、歯科技工士や歯科衛生士も会員として参加している点が特徴です。それぞれのエキスパートが専門知識を共有し、協力し合いながら、歯科医療の質の向上に努めています。
SJCDの活動は、より高度で精密な矯正歯科治療の実現を目指すことで、矯正治療のみならず歯科医療業界全体の発展を支えていると言えるでしょう。