医療法人宏照会 はりまや橋溝渕歯科クリニック
インビザラインの症例

治療内容

重度の叢生のため、顎の骨の中に歯を並べるためには抜歯が必要でした。
左下側切歯が先天性の欠損であったため、変則的に右上4と失活歯である左上5、右下5の小臼歯3本を抜歯し、左下の犬歯の幅を小さくして側切歯として使用、左下4を犬歯として配列を行いました。
1日の装着時間は20時間以上、マウスピースは3回の追加アライナーを含め約220枚、光照射型加速装置を用いて3日〜5日交換で治療を進めました。抜歯した隙間が埋まるまでは2級ゴムによる加強固定を行いました。

考えられるリスク

・装着時間やゴムかけの指示を守れなかった場合、治療の効果が得られない場合や、歯が予期せぬ動きをしてしまいリカバリーに時間をとられる可能性があります。その際、アンカースクリューやワイヤーが必要となる場合があります。
・歯の移動に伴い歯肉が退縮する場合がかります。
・歯の移動に伴い歯髄に炎症が生じる場合があります。

担当医からのコメント

難しい歯並びでしたが、患者様がしっかりと装置を使用してくださったのでマウスピースのみで治療を終えることができました。

担当医